ビルドアップ備忘録

びるびる太の遊戯王ブログ

びるびるセフィラスペシャル ver.2019.1

こんにちは。びるびる太です。

今回は2019年1月環境を戦うセフィラの解説をしていこうと思います

稚拙な文章と浅い思考をお許しいただければ幸いです

 

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もくじ

1.サンプルレシピ

2.デッキコンセプト

3.構築の詳細

4.まとめ

 

 

1.サンプルレシピ

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【びるびるセフィラ】

メインデッキ:40枚

EXデッキ :15枚

サイドデッキ:15枚

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【モンスター】26 

エフェクト・ヴェーラー ×3

SR赤目のダイス ×1

増殖するG ×3

SRビーダマシーン ×1

幻獣機オライオン ×1

灰流うらら ×2

宝竜星-セフィラフウシ ×2

影霊獣使い-セフィラウェンディ ×1

SRベイゴマックス ×2

覇王眷竜ダークヴルム ×1

秘竜星-セフィラシウゴ ×2

クロノグラフ・マジシャン ×1

亡龍の戦慄-デストルドー ×1

タツノオトシオヤ ×1

覇王門零 ×1

智天の神星龍 ×3

【魔法】12 

セフィラの神意 ×3

セフィラの神託 ×3

テラ・フォーミング ×1

竜の霊廟 ×2

盆回し ×1

竜の渓谷 ×1

おろかな埋葬 ×1

【罠】2 

竜星の九支 ×1

セフィラの星戦 ×1

【エクストラ】15 

フォーミュラ・シンクロン ×1

源竜星-ボウテンコウ ×1

TG ワンダー・マジシャン ×1

HSRチャンバライダー ×1

メタファイズ・ホルス・ドラゴン ×1

邪竜星-ガイザー ×1

輝竜星-ショウフク ×1

PSYフレームロード・Ω ×1

永遠の淑女 ベアトリーチェ ×1

交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン ×1

水晶機巧-ハリファイバー ×1

ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム ×1

トロイメア・ケルベロス ×1

PSYフレームロード・Λ ×1

ヴァレルソード・ドラゴン ×1

 

【サイドデッキ】 15

終末の騎士 ×2

ダイナレスラー・パンクラトプス ×2

亡龍の戦慄-デストルドー ×1

幻創龍ファンタズメイ ×2

精神操作 ×2

墓穴の指名者 ×3

レッド・リブート ×3

 

今期はこの構築を使用し、現在のところ16-2-2

引き分けを除くと勝率8割8分を保っています

2.デッキコンセプト

今期セフィラを使用する強みは、環境最大値の先行妨害を敷ける点、そしてガイザーオトシオヤプランによる後手性能の高さです。よって今回の構築は

①環境最大値の先行妨害数

②環境有数の後攻ワンキル

を主眼に置きます。(先行展開ルートや後攻ワンキルルートについては他のセフィラブログ様が多く紹介なさっているので割愛します。)

そしてこの2つを同時に満たす事が可能なキーカードを2枚選定しました。

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竜の霊廟、SRベイゴマックスの2枚です。竜の霊廟はLVP1登場後からのセフィラにとっては必須級のカードですね。

覇王眷竜ダークヴルムと亡龍の戦慄デストルドーとの2択で下スケールとチューナーを選択できる優秀なカードです。

加えてSRベイゴマックスの採用についてですが、これは擬似的な竜の霊廟とも言える、役割の似通ったカードです。

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SRビーダマシーンをサーチする事で下スケールを用意出来る点は覇王眷竜ダークヴルムの、

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赤目のダイスをサーチする事でチューナーを用意、単体でガイザーまで繋げる点は亡龍の戦慄デストルドーの仕事をカバーしており、チェーンで増殖するGを貰わない点や、下スケールを供給した際に場に添えられたモンスターが☆3である点では竜の霊廟より優っているきらいすらあります。

(とはいえ霊廟は後述するグラマトンとの2枚初動ベアトルートがある点でベイゴマックスにはカバー出来ない確かな強みを保っています)

 

従来のセフィラにおいて、自分がどうしようもなく歪だと感じていた点が1つありました。

竜の霊廟の不足です。

霊廟は先述したような強みを持つ点で間違いなく現行のセフィラに噛み合った最強のサブギミックです。

しかし、遊戯王OCGのルールに従う限り、竜の霊廟は3枚しか採用を許されず、おろかな埋葬、竜の渓谷を加えたとしても数は限られます。

無理なく11枚の採用が可能な上スケール(グラマトン)に対し、下スケールの不足がデッキ全体に一貫した姿勢を取り難くしている事は否めません。

例えばセフィラフウシの採用枚数にブレのシワ寄せが行きます。

セフィラフウシはデッキの中核を担う重要なカードで、下スケールの補助とチューナーの供給という2つの仕事があります。

覇王門零を確保出来なかった場合に下スケールに貼る事ができ、ペンデュラムしてもチューナーを生み出す事が出来る(そして自身は☆3である)フウシは長らく3枚の採用が正解でした。

しかしフウシはそもそもセフィラカードであり、神意神託という豊富なサーチカードで必要な時だけデッキから引っ張り出す形が構築としてスマートです。

可能なら下スケールの供給を安定させ、フウシの仕事はペンデュラムに混ぜ込んでのチューナー供給に絞りたいところです。

一時は竜の渓谷をフル採用した型や、超天新龍オッドアイズレボリューションドラゴンを採用した型も考えましたが、召喚権を消費する点で弱みが出たり、アクセス先の不足でダブつく札が出たりで、真っ当な構築とは言えませんでした。

そこで今回のSRの採用です。先行販売のPPにて登場したSRビーダマシーンの存在により下スケールとチューナーをサーチし分けられるようになったベイゴマックスの採用で、11枚の上スケール(グラマトン3神意3神託3テラフォ1盆回し1)に並ぶ11枚の下スケール(霊廟2埋葬1渓谷1テラフォ1盆回し1ヴルム1門零1ベイゴマ2ビーダマ1)を用意できました。

 

3.構築の詳細

今回の構築の肝を紹介したしたところで、

ここからは一枚一枚カードを取り上げて、採用理由、不採用理由を挙げていこうと思います。

 

メインデッキ

 

グラマトン3シウゴ2フウシ2ウェンディ1

神意3神託3テラフォ1盆回し1

先述した通り基本上スケールのグラマトンは最大値。シウゴはグラマトンで送る1枚目、ボウテンコウでリクルートする2枚目、フウシは必要な時にサーチしつつ、素引きが映える2枚。

ウェンディは3枚目の上スケールとしつつ先行ベアトルートで使用するので一枚必須です。

 

霊廟2埋葬1渓谷1トルドー1ヴルム1門零1

ベイゴマ2ビーダマ1赤目1

下スケールとチューナーの供給役。長らく霊廟は3枚必須でしたが、ターン1のカードは出来れば採用を抑えたく、ベイゴマの採用により11枚の下スケール採用が可能になったので、メイン40であれば8割を超す及第点と判断。2枚に落としました。

 

G3ヴェーラー3うらら2

誘発枠。今期セフィラを使う上で、同じペンデュラムテーマ、環境最大値の先行妨害数という点で似通う魔術師と明確な差別化を図れる点が、セフィラの後手性能だと認識しました。

後手ペンデュラムが通らずとも、ペンデュラムを囮にして通せばキルに到達するガイザーオトシオヤのパワーは、相手の先行展開を誘発でいなして初めて光るものです。

特にヴェーラー1枚ガゼルに当てれば妨害がなくなりかねないリソース戦重視の転生炎獣のシェアが高い今環境では、後攻0ターン目の誘発1枚の有無がものを言います。

よってGうららに加えてヴェーラー3枚の採用を決めました。泡影でないのはチューナーの役割が大きいセフィラであるため。γについては後述します。

 

九支1神撃1

先攻の固さを担保するカウンターが2枚。先行でサーチできるのはシウゴとボウテンコウの2回であるため、3枚目の採用は怪しいです。星戦を採用する場合、神撃と交換になりますが、苦手とする閃刀姫のトーナメントシェアが依然高い事、羽根帚のメイン採用が目立つ事から、神撃を選択しました。

 

オライオン1

先攻、後攻共にこのカードの有無は勝敗を分けます。

先攻ではハリファイバー+☆3という盤面を作り、このカードをリクルートしてボウテンコウ→Ωと繋ぐ事で妨害数を伸ばしていきましょう。ボウテンコウは場に残すより自ターンでリクル効果まで使ってしまう方が墓穴やトップうららの妨害を踏みにくく安定します。

後攻ではハリファイバー+シウゴという盤面を作ればハリ+ショウフク+チャンバラ8400点のキルが狙えます。

また、オライオンを素引きした際デッキに☆2チューナーがもう一枚有れば、どんなモンスターと混ぜてもハリボウテンを組めるのもこのカードの強みとして認識されています。

しかし、その際チェーン1:ハリファイバー、チェーン2:オライオンとチェーンを組まねばならず、Gが直撃してしまうため自分は評価していません。よって1枚の採用です。

 

クロノグラフ1

先攻で展開に絡む札が霊廟グラマトンのみである時に使用する必須カードです。

簡単に展開ルートを書くと、

霊廟ヴルムグラマトン貼りシウゴ送りヴルム起動門零貼りPシウゴ神意神託経由ウェンディサーチエレクトラムクロノ送りウェンディ召喚シウゴ回収門零割りクロノ起動クロノシウゴ特殊ベアトX神託ベアト起動トルドー落としトルドー起動ハリオライオンボウテンΩ

2枚初動でハリベアトΩシウゴ九支が敷ける良いルートです。この際X神託で誘発や神撃を引き込みに行くのを忘れないようにしましょう。

また、先攻展開が主な採用理由だからといって後攻サイドチェンジですぐ抜くわけではなく、エレクトラムからソードで捻れる2000打点があるという事を念頭に置いておきましょう。

 

エクストラデッキ

 

エクストラデッキについては、細々した役割について語ると尺が長くなるので、セフィラの必須枠と言える13枚については割愛し、評価の分かれる自由枠についてのみ記そうと思います

 

トロイメア・ケルベロス

バグースカの突破に使用します。実質現環境では必須枠と見る事も出来ますが、一本きりの突破手段を通せるかどうかは危ういので、価値を測りかねているカードでもあります

 

交血鬼ヴァンパイアシェリダン

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今回採用したのはこのカード。★6エクシーズは一見消費が大きそうですが、コントロールを奪った相手モンスターを☆6として扱えるため、メタファイズホルス1枚から組む事も可能です。主にホルスで無効にした超雷龍を素材に組み、盤面の残りを掃除してキルに進みます。

 

リンクリボー

今回採用には至りませんでしたが、エクストラ自由枠の決して小さくない選択肢です。ハリファイバー及びボウテンコウを既に使用済の際、オトシオヤ展開で使用します。リンクリケルベロス、リンクリ蘇生の流れでオトシオヤ単騎からキルにこそ進めませんがヴァレルソードまで立てることができます

 

瑚之龍

毎度お馴染み。シンクロ神託との合わせ技で好きなモンスターをドローします

 

サイドデッキ

 

終末の騎士2デストルドー1

後攻時殆ど全ての相手に対し投入します。召喚権だけでガイザーからキルまで繋げる終末の騎士はペンデュラムを囮にし最後まで隠し通すのがベストです。召喚権のダブりと、相手の墓穴に仕事をさせないために終末3枚目よりはデストルドー2枚目の方が強いと判断しました

 

パンクラトプス2

後ろにも前にも触れる上打点を持つ強力極まりないカードです。被りを危惧して2枚の採用としましたが、このカードに至っては被りよりも引けない事を心配すべきな程にパワーが高いので、3枚目を採用すべきかも知れません

 

ファンタズメイ2

苦手な閃刀姫に対し強く出れるカードです。ウィドウアンカーやアフターバーナーだけでなくヴェーラー泡影も無力化できる点、環境にリンク召喚しないデッキが少ない点、手札入れ替え効果が噛み合わせを要するセフィラの性質に合致する点から、メインの格すらあります

 

精神操作2

バグースカ、超雷龍、閃刀姫などに使用。レベルを持つモンスターのコントロールを得るとシウゴとシェリダンが組めます

 

墓穴の指名者3

先攻で投入。多くの人がメインに採用していますが、自分はシウゴ着地から始まりΩ効果に至るまでどこに誘発を撃たれても最低限の妨害を構えられる、妨害数を一つずつ積んでいくような展開ルートがセフィラの強みだと捉えており、後攻の不利を上塗っても採用する価値は怪しいと感じるため、メインの採用は無しとしました。ガイザーオトシオヤプランのメイン搭載により後手の勝率も決して悪くなくなったため、無理に先手に寄せる意味は無くなったという事です。

また、γの採用についてですが、後手サイドになら十分以上に優秀なカードであると思います。ほぼ全てのデッキにクリーンヒットする撃ち所が存在し、墓穴も貰わない最強の後手誘発です。メインの格でないとする理由は環境にうさぎが存在しないため、グラマトンにうさぎを貰う事が皆無である、そのため先手で自ターンに撃てるタイミングが極端に少ないためです。2枚初動があるとはいえペンデュラムデッキはある程度の噛み合わせが必要です。先手で全く動かない札は極力採用を抑えたい所です。

 

レッド・リブート3

🐵

 

4.まとめ

いかがでしょうか。2019年1月を戦うセフィラの構築の要点がまとまっていれば幸いなのですが、寡筆にして冗長な文章となっているかも知れません。あいすみません。何か質問やブログの感想、ご教授いただける事などあれば、

Twitter @butty_1017

までよろしくお願いします🤲